日記 てんとう虫通信はこちら
一昔前までは当たり前に家庭の中の仕事として存在していたこと。
今ではすっかり専門職として、専門家がそれをひとつひとつ細分化して事業として成り立っています。
おうちの日々のご飯でさえ、家庭料理研究家なんていて、ずいぶん毎日の食卓がグルメ化しています。
今、家の中にある物は ある日突然現れます。
人の手を経ず 工場で機械によってできてくる物も多いです。
ブラックボックスのかなでどのように物ができあがっていくのか分かりたくてもわかりません。
炊飯器、洗濯機。家庭の中にすらそれが入り込んでいます。
こどもたちはどうして汚れた物が箱のなかからキレイになってでてくるのか
どうしてお米がご飯になってでてくるのか
まるでブラックボックス
大人ですら自分が使っているエスカレーターやエレベータの仕組み,車の仕組み、ましてや飛行機がどうして飛ぶのかすらよくわかりません。
それは「みえない不安にかこまれている」と言う人がいます。
100年前、こんなにまわりは「はてな」だらけだったでしょうか?
あれこれこどもの世話をしながら、家事をしながらできる程度のこと、
そんな手仕事でできたものを紹介し、
再び家庭の中に置くことができたら。
ものができるまでの 見通しのあるもの、
プロセスの分かるもの達に囲まれること
そんな物が周りに増えて行くことで 心がやすらぎ、健やかなからだが作られるのではないか
とそんな風にこのごろ思うのです
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