お日さま熱の乾燥庫

太陽熱を利用したOMソーラーハウスにすんでいます。
屋根であたためられた空気が屋根裏部屋にある扇風機をまわすと引き込み口から太いトンネルをぬけて地下へ流れます。外の気温よりぐっと熱いのでその空気は乾燥していることになります。

冬場はその空気が断熱された地下の基礎コンクリートにたくわえられて、ジワジワとあたたまります。夏場はその熱は家のなかに欲しくないのでトンネルのなかにあるパネルの向きを変えて屋根裏部屋から直接そとに出します。

 

でももったいない、ので取り込んで乾燥室をつくりました。

 

引き込まれたトンネルがある脱衣所はドアがあります。それをしめて、点検用につくった口をあけるとそのまま暖かい空気がどんどん部屋にはいってきます。突っ張り棒や長いのこった角材を渡して物干ざおに。そこに点検口に近い下の方には重たいものや厚めの生地のものを掛けておきます。

 

すると今朝干した洗濯物がこうしているまにグングン乾いて、いまごろTシャツくらいなら脇のところをのぞけば乾いています。昼過ぎには厚手のタオルも乾いています。

 

外に干せば良いのですが、煙突にスズメが巣を作ろうといろいろ草を屋根に落とすのでそれがバルコニーに降って来て自由に干せません。目には見えませんが、放射性物質も気にしたいところです。なので夏もこうして家に干します。冬は家が乾燥するから吹き抜けに角材を渡して中に干すし、春は花粉がたくさんでやはり吹き抜けに干すので一年中干しています。

 

そのつもりで作った訳ではありませんが、本当に便利です。

 

冬場にしか出来ないと思っていた地下点検口での野菜の乾燥もできます。

一日半でエンドウ豆がこんなにしわしわに。輸入くだものの皮など堆肥にできないものもここで干しておけば家庭ゴミにだすのも気になりません。

 

こうして晴れた日にそとの熱を入れて家の中を乾燥しておくと、これからの梅雨もだいたい部屋干しで一日あれば洗濯物がかわきます。

夏も冬モードにしてお日さまの熱を大事に使っています。

 

 

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