記念樹という生き方

千葉県は蘇我という潮風の影響のある沿岸部にある記念樹です。

左のケヤキはまだ葉を茂らせても良い時期ですが、すっかり枯れ木のようになっています。

記念樹としてここに植えられましたが、まったく適応していません。アスファルトの照り返しを一本の木で防げないのです。いくらたくさんの葉を茂らせるケヤキと言えでも自らの葉だけの木陰では幹への容赦ない照りつける熱を防ぐことはできません。それは木を弱らせ、このような痛々しいすがたとなってしまいました。

 

人も木も単体では生きて行くことができません。

そしておなじものばかりでもだめ。このように様々な個性の集合であってこそ健全に成長できるのです。単一のものが育てられる畑に大量の農薬が繰り返し必要であるように、そうしたありかたには無理があるのです。

 

右はたびたびこのブログでも紹介する高田造園設計事務所の高田さんによる記念樹林です。先月植林しました。小さなスペースにたくさんの樹木が混植されています。

たがいに助け合い、競争し、ときに敗れ、しかし補い合いながらこれから大きく成長していきます。

これからが楽しみです。

 

税金を使ってあれこれするなら、お金を使うために大木を枯れ木にするために大金をつかうより、何年もさきのことや、対価効果をよく考えたうえでのこうした取り組みが当たり前に行われる都市計画のあるまちに住みたいものです。

 

この植栽の方法についてはこちら8月20日の記事

こちらの植栽の様子については10月20日の記事をごらんください

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