プロフィール


kyoko 


自己紹介
出身地 :  東京都清瀬市 

現住所: 千葉県いすみ市

 

小さい時から母や祖母の手を見て育ちました

いつも針と糸と布が手に取りたいときにとれるだけ身近にありました

祖母はよく着物のなにか、半襟でもコタツで縫っていたのかと思います

祖母が靴下の中にボールをいれ縦と横に糸を交互に入れてほつれを直すのをみたときはその細かさに感心しました 私も中学になったころよりこれを真似て靴下の穴は全体が薄くなってしまうまでは繕い続けて使っています

母は私の幼稚園のカバンにきれいな刺繍を何個も何個も施してくれました

中学校の三角巾にもきれいな花柄を刺繍してくれて

私はそれを当たり前のように思って育ちました

 

何度もほどいて巻き直した毛糸や、元はだれかのワンピースだった布など

大切にしまった刺繍糸やフェルトの端切れ

そのときほしいと思う色は絵の具のようにどんないろでも自由にありました

 

幼稚園でも学校でも外にでているより中で遊ぶのが好きでした

2年生のときに編み物を母から教わり、マフラーを編んだのが最初だったな

あとは見よう見まねで粘土細工をつくるように鍵編みで綿をつめていろんな野菜を編んでみたり

セーターをはじめて編んだのは小学校5年生

6年生では5本指の手袋を編みました

自分がほしいものは自分で作りました

モッタイナガリでお金を使うよりも手を使うことをよろこんで選択しました

 

小さい頃の縫い物はカバンが多くてなかに入れる物にあわせて布を買って作りました

小学校の修学旅行のカバンは友達の誰よりも大きなカバンが欲しくて自作

中学校の絵の具入れは中身にあった大きさのカバンが欲しくて自分で作って

 

そうやってここまで来ました

 

どれもこれも専門的に習った物はなく、母や祖母、周りのお母さん達かを見てまねたり、教わったりしたものばかりです

そうして家にあるもの もう、いらなくなった布 家にある糸でできるものを作ってきました

 

娘が生まれてからもうちの人の着古したTシャツや私のコートをつぶして帽子やコートやシャツをつくり着せていました。

 

私のもの作りの転機は娘の幼稚園入園

この園での こどものおもちゃやバザーのための作品づくり

先輩お母さん達に教えてもらいながら一つ一つ作って行きました

いままで十分使えるものは作ってきたつもり

しかも用意する糸は決まっていてとっても高い!

ちゃんとした毛糸が一巻き500円以上もするなんて知らなかった!!!

綿もいままで布団綿をつめていたのにここでは羊毛を買って人形につめて

なんと原価の高いおもちゃたち

そして得意だったと思っていた私の作品はどれもがバザーに出せる品質がだせない!!

 

バザーに提出できるものができるまで一年かかりました

そこでは道具の使いかたから、新しい手作業まで様々なことを見て学びました

 

そこで学んだ心をこめて作ること

きちんとした道具をそろえ、準備をして仕事をはじめること

それが目の前にいる、または見ていないはずのこどもたちに伝わるということを見ました

それが出来上がりの美しさにつながることがわかりました

 

手仕事

 

こどものかたわらで、できる仕事

なにあったらすぐに手を休めて向かうことができる仕事

 

そんな手仕事の中から作ってきた作品に美しさがありました

 

 

持っている物を大切に使う

美しい物をつくるために時にはものを揃える

 

そんな風にこれからも物を作って行きたいと思います

 

 

手仕事の言葉

 

わたしの手  あなたの手

手は動く   手ははたらく

わたしの手も あなたの手も 

みんなをたすける

わたしたちの手はこの世界で

未来のために働く

わたしたちのこの手の仕事が 

世界を変える 世界を動かす 

            R.シュタイナー


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 (2013.2.3)

 

2017年10月

各班の写真を追加してあります。

かご班、織物班、紙班など

 

 

 2013年2月18日 

各班の活動 醤油仕込み に動画とレシピを追加しました。

 

 

2012年2月16日

編み物班 作品「卵焼き色のベスト」追加しました

酵母保存食班 作品写真「おうちで醤油をつくる」を追加しました