山椒の木に黒い鳥の糞のような蝶の幼虫が三匹いました
娘が学校でちょうど蝶の観察をしているようなので私も家にいれて飼いました
山椒の枝をきって花瓶にさしておきました
ある朝、一匹が緑色になっていました
次の朝、もう一匹も緑色になっていました
その次の朝 のこりの一匹も緑になりました
なんだ、これはおなじ蝶の幼虫だったのだと思いました
娘は五齢幼虫だとかなんとかいってときどきみています
まるっこいフンをしていましたが、おとといの朝、どろっとしたフンをだしました
以前何かで読んだことを思い出しました
それがさなぎになる前の最後のフン
五齢幼虫になってから盛んに葉を食んでいた幼虫はぴたりと食べるのをやめ、のそのそと歩きだしました
ほおっておくとどこまでも行くので虫かごに入れました
端の方でとまって帯糸(タイシ)とよばれる糸をはいたので娘にみせようと動かしたらおちてしまいました
娘は帯糸は一度しか出ない、、といって余計なことはしないでと言いました
あれ、ごめんね。
この距離がとれないとうまくふ化できないと蝶のことに詳しい校長先生に聞いていたので困りました
変容するときにこうして排出をしたりものを食べなくなったり
そういうことを見ていると
人がお腹をこわしたり、熱をだしたり、食欲がなくなったりしたときも
困ったというよりは、なにか別の感情と感覚が働くのではないかと
べたべたしたフンを洗い流しながら そうおもいました
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